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2017年3月16日木曜日

「平和学習講演会」の講演を終えて

 
 今日、以前より依頼を受けていた、横浜市南区清水が丘に有る、県立青陵総合高等学校にて、「平和学習講演会」の講師を勤めてきた。
講演内容は、小生が5歳の時に体験した「横浜大空襲」をメインとした講演であった。以前に当校から、孫娘が6年前に卒業したご縁で先生より娘を通して講演の依頼を受けていたもので、当日は講演内容のキーワドをA5版の厚紙に大文字で書いた原稿を持参して学校へ向かった。会場には260名の生徒さん達が待機されていて、司会の先生の紹介に続いて開演した。 話の内容が重いもので有り、生徒さん達も非常に緊張している様子なので、自己紹介に続いて、同校の隣にある市営のテニスコートで小生が、偶然にも以前よりテニスをやっていた事から 「爺イズ・ビー・アンビシャスで、錦織圭に追いつけ追い越せと頑張っていますが、"錦織圭"と云うよりも、"肩こり痛"のようです」 とギャグをかますと、会場に笑いが起き緊張がほぐれ、60分に及ぶ講演にも、少しもダレる様子もなく最後まで真剣に聞いてくれた。終了後、担当の先生より多分にお世辞であると思うが 「話の内容と、話し方次第では、あれだけの長時間でもちゃんと聞いてくれるんでね~」 と言われた。
年と共に戦争体験者が少なくなって行く中、これからも機会が有れば「語り部」として続けて行きたいものだ。
 
      「横浜大空襲と掛けて、大牧場と解く、その心は、モー沢山です」
 
      
                                                                                   極楽亭 とんぼ